この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第14章 闇の中の一筋の光
狂ってる…
コイツ間違いなく狂ってる!
こんなヤツに、ぁたしは殺されるの??
こんな最低なヤツに!!
「ぁ………ぁ………」
ダメ……
意識が…薄くなる……
アイツが何をやっているのかすら、もう分からない……
ダレカタスケテ
ダレカ・・・・
薄れるぁたしの意識…
その向こうに見たのは、お花畑じゃなく…
意外だけど……あの人の優しい笑顔…………だった…………
"パンッ!!"
「起きろメス犬!!」
「・・・・・・・」
頬が痛い…
それより‥ぁたし生きてる??
どれくらい意識が飛んでいたのかは分からないケド、彼奴の平手打ちで気が付いた‥みたい。
「・・・・・」
だけど…状況が把握出来ない、まだ意識がボーっとしている。
「さっさと立ちやがれ!」
「・・・・・」
立ち上がる?
あ‥ロープが外れてる…
彼奴も少し離れてる…
でも‥動こうと身体に力を入れた時に分かった、アイツの欲望の残滓。
首絞められたままヤられたんだ、アイツに……
ノロノロだけど、何とか立ち上がったぁたし…
でも、服は破られボロボロ、引き裂かれたストッキングが申し訳程度に残っていて、下着も破られてる。
まだ回らない頭で、どうしようも無いストッキングは脱いで、服を隠すようにコートを羽織る。
「ふん、行くぞ」
「・・・・」
そんなぁたしなんか知らん顔で、吉田は部屋から出て行ってしまう。
1人残るワケにはいかない、フラつく身体を無理に動かし、ぁたしも部屋から出てラブホを抜け出した。
・