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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第14章 闇の中の一筋の光



何にも考えないで歩いて、此処に来ていたなんて…
此処はもう、ぁたしには関係のない場所‥それなのにどうして!?



「・・・まぼろし・・・」


あの、薄れゆく意識の中で見た幻、それが無意識の内にぁたしは此処に来てしまった??



「・・・どう‥して・・・」


涙が溢れる…


腫れてる頬に大雨、泣いても誰にも分からない‥よね……


一度そう思うと、涙が次々出て止まらない…
悔しいのか悲しいのか、ぁたし自身分からないケド、何故かドンドン涙は溢れて来る。



「・・・・・・・戻り・・・たい・・・・・」


自然に口から言葉が出る。


ぁたしの知らない内に、言葉だけがホンネを口にする…
口にしちゃいけないのに!!


とうとう、ぁたし壊れたのかな?


思ってる事と言葉が違う…
一番口にしたらいけない言葉、そう思っているのに口から勝手に言葉が出てしまう。



「・・・あの頃に・・・・・戻りたい・・・・・」


これがぁたしのホンネなんだ…
あの頃の‥幸せだった17の頃に戻りたい、何も知らなかった、あの頃に……


ぁたしの心、封印した筈の心…
彼奴に壊されて、出て来たみたい。



「・・・お願いだから全部凍らせて・・・
もう・・・辛いのは嫌・・・・」


こんなに冷たい雨なんだから、ぁたしの心全てを凍らせてくれれば良いのに、どうして最後の心だけ残るの!?


全部凍らせてよ!!!!



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