この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第14章 闇の中の一筋の光



用意して貰った一式を持ち、私室までの廊下を歩く。



「早乙女会長‥‥ね」


美紀の拒絶…
多分こうなるとは思ってはいたが、実際突き付けられると、かなり辛いものがある。


父親でも、ましてや恋人でも無く"早乙女会長"と他人を見るような、あの言葉。


流石に堪えた…
だからつい、あんな言い方になってしまった、あれでは本当に"早乙女会長"の顔だ。


少々申し訳なさの気持ちで、私室の扉に手を掛けた。




(・・まだシャワーか…)


私が此処を出てから、どれくらい時間が経った?


幾ら早めに遠藤に出くわしたとは言え、準備するのに少し時間が掛かっていた筈。



(もう少し待ってみるか)



持って来た救急箱を開けて、中身を確認しながら、美紀が出て来るのを待つ事に………




(??
それにしても遅い)



多分私室から行って帰ってくるまで20分弱、それから更に30分程…
流石にこれは長過ぎだと思う。



「そんなに長かったか?」


あの頃、アトリエで美紀がシャワーを使っていたが、こんな長時間では長かった。



「・・・・・」


少々、気は引けるものの、少しおかしい気もして、バスルームの扉を開けて見る。


シャワーの音…
美紀がシャワーを使っているのは間違いないが、脱衣所にある衣服。



(・・・なっっ!?)



コートで気付かなかった、まさか引き裂かれていたなど‥それに下着類が無い。



(何て事を・・・)



まさかそこまでやるとは、考えてもいなかった。


/416ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ