この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第15章 束の間-早乙女邸-



「そっ‥それはそうですよね」

「まあ、そうだね」


最もな意見……



「部屋に入れても構いませんか?」

「ああ…」

「はい…」


私と美紀の了承を取って、遠藤も漸く部屋に入れる気になったようだ。


扉を開ければ1人の女性、確か厨房の方の…
まだ30後半だったか、その歳で有名料亭で女性ながらに修業した腕前、多分この朝食を作ったのも……



「失礼致します‥あっ、ベッドの中のままで構いません」

「はい……」


スタスタとベッドに近付き、多少肩とか腰に触れて体格を確認しているようだ。



「随分スレンダーですね、ですがもう少し食べないと…」

「はい、分かっているんですけど食欲が…」

「でしたら、食べやすい物を用意しますから、食べて下さいね…
このままじゃ綺麗な服も着れませんよ?」

「くすっ…
はい、何とか食べてはみますから」

「ええ……」


女性は女性同士が良いというところかな?
美紀も素直に聞いているようだし。



「午後までには用意出来ると思います…
それと‥会長、後30分後には仕事です」

「おっと…
鉾先は私かい?
分かってる、30分で用意するから…」


一応分かってはいたんだが、何故か遠藤の追い討ちとは……







「全く…
うちの秘書は五月蝿いね…
仕方ない、着替えて来るから、美紀はゆっくり朝食を食べていなさい」

「あ‥はい……」


そうだよね、会長だもん仕事があるワケで、何時までもぁたしばかりに構ってる暇なんて無いよ。


紀永さんは着替えに、ぁたしは少しだけサンドイッチをかじって見た。



/416ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ