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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第15章 束の間-早乙女邸-



「うわ…
庭も広い……」


窓から外を見れば、広くて手入れが行き届いている庭が見える。


考えてみれば、此処に来たのは夜ばかりで、こう‥周りの景色は初めて見た。


あの日はそんな余裕も無かったし、昨夜は大雨の中だったので、全然気付かなかった。



「何だか物語とかに出て来るお屋敷みたい…
あっ、お屋敷だった此処」


早乙女邸と言ったら、この高級住宅地でも、飛び抜けて広大な敷地面積‥だったと…
ぁたしは、あまりこっちの方には来た事は無かったケド、付属高の頃そんな話をたまに聞いた。


まさか、その早乙女邸の中に、ぁたしが居るなんて…
やっぱり夢でも見てるみたい。



「んー
多分、パソはパスが掛かっているだろうし、やっぱりテレビ?」


時間を潰す方法にテレビって、ぁたしはやっぱり庶民だなぁ…


でも、他にする事も無く、興味を引く物も無いじゃ、最終的にそこに行き着くよね??


じっとベッドで寝ていても落ち着かないし、ぁたしはソファーに座って、適当な番組を見る事にした。




昼頃に遠藤さんが昼食を持って来てくれて、此処でテレビを見ているぁたしを見て少し笑っていたケド、暇つぶしならと、テーブルに昼食を置いて目を瞑ってくれたみたい。


軽めの昼食を食べながら、ぁたしは紀永さんと、午後から来るという医者を待つ。


先に部屋に来たのは………紀永さんの方だった。



「おや??」


寝室では無く、こっちに居るぁたしを見て、紀永さんは少し驚き顔……



「その‥暇だったからつい……」

「いや、構わないのだけどね…
何も無くて、つまらないんじゃないかと思うよ」

「んー
とりあえずテレビ見てた」



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