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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第15章 束の間-早乙女邸-
「それしかないか…」
紀永さんは口に手を当てて、何か考えているみたい…
でも、ぁたしの興味がある物と言ったら……
「紀永さん…
パソコン‥使っちゃダメかな??」
「パソコン?
寝室の??
プライベート用だから、別段構わないけど、美紀はそっちの方が好きなのかい?」
「うん、最近はあまりやらなかったケド…」
こう‥ゆっくり出来るなら、久しぶりにプログラム公開も良いかな?
「じゃおいで…」
紀永さんと一緒に寝室へ、そこでパソコンのパスワードを教えて貰った。
勿論、早速立ち上げ…
詳細を見たら‥やっぱりぁたしが持っているのと、スペックが遥かに違い過ぎるくらい高い。
「凄い…
こんな高スペックなの初めて……」
「以外にSNSとかじゃ無いんだね」
「それもやるケド、ぁたしはこっちの方が好き」
何時ものサイトを開いて…
今日は‥新しいのは無いみたい。
そうだよね、プログラミングなんて1日2日で出来上がる物じゃない、多分あの人の新作が出るとしたら数ヶ月後。
「ほう…
プログラミング関係のサイトか、懐かしいね…」
「紀永さんも?」
「私が一番得意なのは管理プログラムだよ、今のグループ全体の管理システムは私が作った」
「そうなんだ‥凄い…」
ぁたしが見てる、このサイトのプログラムどころじゃ無い…
会社全体の管理システムって、言うほど簡単に出来る事じゃないのくらい、ぁたしにだって分かる。
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