この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第15章 束の間-早乙女邸-



とりとめなくボーっと考えていたら、紀永さんが戻って来た…
先生との話が終わったみたい。



「どうだった?」

「何か凄く調べられた」

「傷は?」

「それは、ちゃんと手当てして貰った…
腫れてるし、傷に響くから数日は安静だって…
後、薬と1日1回注射‥らしい………」

「じゃ、数日はベッドの上だね」

「・・退屈・・」

「くすっ…
少しの我慢‥いいね?」

ベッドの端に座って、笑っている紀永さんに勝てそうに無い…
ホントに数日間はベッドの上かぁ……



「後、美紀の好きな物と言っていたよ」

「それなんだけど…
何が好きだったんだろうぁたし…
でも、朝みたいな美味しいのなら食べられると思う」

「朝のね…
彼女が作ったの気に入った??」

「へっ!?」


彼女って誰??



「朝に来ただろう、服のサイズを計りたいって…
あの女性が、うちの厨房の専属、有名料亭で修業した、すご腕の持ち主なのだけど、何故か此処で働くのを希望して、それから厨房の方は任せっきり」

「凄い人だったんだ…」


ドラマとかしか知らないケド、料亭の料理人って男の人ばかりのイメージ。


それなのに、女性で料亭て修業して、味も凄く美味しくて…
ぁたしなんか真似出来ないよ。



「朝の話っぷりだと、美紀用に作る気満々だったね…
夕食も腕によりを掛けるんじゃないかな?」

「ぅわーー」


ぁたしの為に?
でも良いの??



「でも、紀永さんや他の人のも作っているんでしょう?」

「屋敷内に居る人は多いから、厨房人数も多いんだよ…
あまり気にしない‥良いね?」

「う‥うん……」



/416ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ