この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第16章 平穏と秘密



「美紀‥眠いのかい?」

「うんん…
少しだけ紀永にくっ付いていたいだけ……」

「そう…
私は嬉しいが…」

「嬉しい??」


どうして??



「何時も離れて寝ていたからね」

「それは、疲れて寝てるのに邪魔したらマズいかなって……」


そう、ぁたしはまだ屋敷で紀永と一緒に寝てる。


同じ3階のゲストルームを使えば良い話なんだケド、何故か紀永の方が渋い顔。


キングサイズのベッドだし、2人で寝ても構わないかって、ぁたしもそのまま……


でも、広さがあるから、起こさないようにと離れては寝ていた。



「私としては、離れないで居てくれた方が嬉しいけどね」

「でも…
ほら、夜中までパソコン使ってたりするから、先に寝てる紀永に悪いかなぁって」

「そんな事はないけど?
こうして、くっ付いていてくれた方が安心するよ」

「それは‥まあ……」


あれから…
紀永のプログラムの続きを作ってる、基本が良いから結構面白くて、夢中になり過ぎて夜中までやってしまう事も多々。


そういう時は、紀永の方が先に寝ちゃっているから、ぁたしはベッドの端っこで就寝‥朝は仕事なんだから起こしてしまったら悪いかなって思って。



「まだ怖いのかと思っていた…」

「無い!
紀永に限ってそれは無いから!!」


気‥使われてたんだ…


彼奴のせいで、男が怖いんじゃないかって、全然そんな事は思って無かったのに、他はともかく紀永は大丈夫、怖くない。



「じゃ、お互い変な気を使っていた訳だ」

「・・そうみたい」


2人でクスクスと笑い合う…
どっちも気を使っての、思いの勘違い。



/416ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ