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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第17章 早乙女会長の策略
「ふぅ…
そんな顔をされたら‥襲いたくなるよ??」
「えっ!?」
今度は驚き顔…
自然で表情豊か‥それが美紀の魅力の1つ。
「本当に無防備なんだね…
私だって男なんだから、そんな気分にはなるんだ」
「ぁたし誘ってないよー」
次は困り顔…
本当に次々と表情を変え‥見ているだけで飽きないどころが、ますますそそられてしまう。
我ながら困ったもんだ…
手に入れた端から、抑えが効かなくなってしまいそうな感覚。
「くすっ…
それが美紀の良いところでもあるのだけどね…
やはり少し‥抑えられない………」
「ぁたしは別に……んっ………」
美紀の頬に手を掛け、軽いキスだけと思ったのだが、この柔らかい唇についのめり込んでしまい……
「んん……紀永…」
「ん・・・」
つい舌を割り込ませ、濃厚なディープキスに………
思う以上に小さなな舌を絡み取り、時々吸い付いたりして、しっかり美紀とのキスを楽しんでいる訳で……
唇を離したら繋がる銀色の水糸に、トロンとした美紀の瞳……
「はぁぁ………」
「まあ‥これくらいかな?」
本当は、このままベッドにもつれ込みたい気分でいっぱいだが、先程の今だ美紀の体力から考えて、この先は無理があるだろう。
「・・紀永って‥意外と意地悪・・・」
「じゃこのまま襲って欲しい?
多分、明日1日ベッドの中になるだろうね」
「そっ‥それはっっ!」
顔を真っ赤にして…
なにを考えたかは想像出来るが、此処は言わぬが花。
もう少しだけ、真っ赤に恥ずかし照れる美紀を見ていたい。
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