この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第17章 早乙女会長の策略



ぁたしが早乙女邸正面から出るワケにもいかなく、通路を通ってアトリエから外に……



「ん-!
久しぶりの外!!」


ひと月まではいかないケド、結構な間ぁたしは早乙女邸に居た、それも屋敷内ばかり。


あの雨の日以来の外…
怖くないと言えば嘘になる、でも紀永は吉田の事は必ずなんとかするって言ってくれた。


だから、ぁたしは紀永を信じてる、絶対に彼奴をなんとかしてくれるって。




一応、倉原の家までは車で送ってくれるらしい。


アトリエから少し行った角‥あった、多分あの車だ。


ぁたしが近付くと、今日は遠藤さんとは違う秘書さんが、後部座席の扉を開けてくれた。


分からないように普通車、秘書さんもスーツ姿じゃなく、少しラフな格好…
でも早乙女邸内で会ってはいるから、お互い顔は知ってる。



「途中寄りたい場所はありませんか?」

「いえ…
真っ直ぐ家で良いです」

「分かりました」


秘書さんは、わざわざ聞いてくれたケド、今のぁたしに行きたい場所は無い。


でも‥1人で買い物くらいはしたいな、勿論何時も行く街とは別の場所で……





そんな漠然な事を考えていたら、倉原の家の近くまで来た。


早乙女邸から倉原の家まで、そんなに遠いワケじゃない、一応同じ高級住宅街と呼ばれる一角…



まぁ‥場所的に天と地くらいの違いがある、倉原の家は住宅街区画の端っこ、ギリギリ高級住宅街って場所だもん。



家の手間で車は止まる、念の為の措置…
車から降りれば、何時も見ていた風景、なんだか安心する‥ぁたしもつくづく庶民だわ。



/416ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ