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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第17章 早乙女会長の策略
「これで……」
彼奴のナンバーなんて要らない、その為にぁたしの携帯は切ってるんだから。
「後は明日、荷物をダンボールに積めて…
そう‥買い物行きたいな……」
向こうに戻ったら、今度は何時外に出れるか分からない…
屋敷が嫌というワケじゃない、でも1人で買い物は‥ちょっとムリそう。
ぁたしにだって個人的に欲しい物くらいある…
前みたく、下着まで遠藤さんがは‥やっぱり勘弁して欲しいがホンネ。
遠藤さん、羞恥心って言葉分かって!
あれから、着替えが足りないだろうと、あれこれ調達してくれたケド、持って来るのは殆ど遠藤さん……
ぁたし的には、恥ずかしいやら慌て捲るはで…
どうせなら、1人落ち着いて買い物して来たい。
「うん、そうしよう」
明日の買い物を楽しみに、ぁたしはサッサとベッドに入って就寝。
まさか、あんな偶然があるとは夢にも思わずに・・・・・
ずっとずっと電話を入れてた、でも何時も留守電。
何度掛けても美紀は出なかった、なのにいきなりの美紀からの電話!
良かったよぉー
なにか、すんごい病気じゃないかって心配してた。
でも‥電話の向こうの美紀の声は、意外に元気そうで私は一安心。
「ダイエットのし過ぎ……」
確かに、私が見たって心配になる程、美紀痩せた…
まさか、食べれなくなってるなんて、全く気付かなかった。
「ちょっと待って……」
あの茶店で話した時、美紀は何時ものアイスコーヒーじゃなくてコーラ、それも殆ど飲んで無かった。
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