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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第18章 緊迫-逃走-



「・・??」


セキュリティー警報?

これは‥アトリエの方の……


端末を操作して、アトリエ内部の監視カメラ画像に切り替えて見れば…



「・・・!!」


あれは美紀様!?


確か会長は、美紀様にセキュリティーの解除方法は全て教えたと言っていた。


不自然に開けっ放しの入り口、解除しないセキュリティー、美紀様自身は通路の方へ……



「っ!!」


何かあった!


咄嗟に判断し、私はアトリエへの通路の方へ走った。




鍵とカードは私も預かっている、管理の為だが…


早乙女邸からの通路に入り、セキュリティーを解除…
時間短縮の為、鍵が付いたままのミニバイクを拝借し、フルスロットルで通路を滑走!



「・・居た!」


通路の端で座り込む美紀様の姿!!




「美紀様!!」


ミニバイクを止めて、すぐさま美紀様のところへ…



「遠藤……さん……」

「何かありましたか?」

「彼奴‥吉田に鉢合わせして…追い掛けられて……」

「それで此処に?」

「・・そろそろ彼奴が此処に追い付く・・・」


考えている暇はなさそうだ。



「そちらは私が対処します、美紀様は声を出さないよう‥良いですね?」

「・・・はい・・・」


美紀様を優先したいが、今は邪魔者の対処が先…
こちら側の壁を開けアトリエに入り、真っ青な顔で座り込んでいる美紀様に、申し訳ないと思いながらも、物置の壁を閉めた。




先ずはアトリエ内のセキュリティー解除…
いや、そのままが良い、警報が作動しているままならば、会長の方にも伝わる。


敢えて手を出さず、アトリエ内で静かに待つ事を選択。



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