この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第19章 動く光と影



美紀に取って吉田春夫は最も恐れる存在…
その吉田春夫に、短時間でも2人きりで会い、そういう行為に持って行くのは、並大抵の事じゃない。


恐怖心の克服…
この間は何とか働いてくれたが、2人きりとなるとどうなるか、私ですら予想は付かない。


幾らこちらがお膳立てをしても、美紀が動かなければ何も始まらないのだから・・・・・






仕事も話も一段落し、執務室から解放された私は漸く私室へ。


中を覗いて見ると、パソコン画面に真剣になっている美紀の姿。


あの2日間だけ居なかった時、密かに進行状況を見る為、プログラムを開いた。


正直驚いた…
まさかあれほど構築していたとは……
一切資料になる物は渡さず、全て美紀の記憶と能力。


独学だと‥そんな教室に通った事は無く、手短にネットと本を見ただけだと美紀は話していた。


それだけで、これだけのプログラムを作れるものなのか??


私ですら子供の頃から教えを受けて、此処までの腕になったのに、美紀はどこまで能力を秘めているのだろう??



(そういえば‥倉原が話していたな…)



あの付属高はクラス分けをするに当たって、受験の成績と、入学直後のミニ模試によって決められる。


美紀は受験もミニ模試もトップ、勿論進学コースに振り分けられ、成績が落ちた事は無かったとか……


入学早々、東大とか留学とかの話が舞い込んで来て困ったと、倉原は話していた。


潜在的能力で言えば、私より遥かに上…
本格的に誰かを付け、しっかり勉強させてやりたい。


美紀にはまだまだ将来の可能性がある、どんな将来どんな職業に付くかは美紀次第、多分マルチにどの職業でも向いているだろう。


/416ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ