この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第19章 動く光と影



「こう‥上手く噛み合わない……」


1つ良ければ1つ悪い…
計画が少し進んだと思えば、吉田春夫の着信攻撃。


逃げ出した事で、あの男も焦りを感じているのだろう…
今までの様子だと、美紀は吉田春夫に対しては絶対に従順にならない。


少し探ったパソコン内の画像…
それは従順に吉田春夫に従う女性の姿、勿論脅迫だろうが。


だが、申し訳ないと思いながらも美紀の写真を見てみれば、吉田春夫に媚びている姿は一切写っていなかった。


ただ脅迫され蹂躙され…
それでも、従う事を好しとしない苦しげな表情、美紀が吉田春夫に落ちる事は無い‥逆にそれが、向こうの焦りと怒りに繋がっているのだろうくらい想像が付く。



「どうしたら上手く噛み合うのか…」


出そうなのに出ない答え、仮に計画が成功しても、どうやって吉田春夫を貶める?


強烈に叩きのめすには、どのような方法が一番効果的か??


まだまだ模索しなければならない…
完全に叩き潰し、二度と美紀の前に姿を表せなくする方法を………







「遅かったね?」

「ああ…
今日は少し固め過ぎたようだね」


タオルを掛けっ放しの髪を触って苦笑い…
今考えていた事は、まだ言えない‥だから誤魔化すしか方法が無くなる。



「毎日だもん大変だよ」

「美紀の髪も大変そうだと思うけどね」

「ぁたし?
そりゃ長いから面倒だけど、それに染めたから毛先が跳ねるし」

「・・少し切るかい?
肩くらいでも良いんじゃないか??」

「えっ切る?
無い無い、毛先切る程度で、そんなに切らないから」



/416ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ