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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第19章 動く光と影
そうか、ぁたし個人の判断‥勿論ムリしない程度に…
そう紀永は言いたいらしい。
「水泳ばかりじゃ飽きるから、マウンテンバイク貸して欲しい」
「おや?
通路の中を??」
「うん、安全だし少しでも動きがある方が良いかなって…」
「・・・ぷっ・・・」
紀永‥何故か笑い出した…
ぁたし変な事言った??
「マウンテンバイク……ダメ??」
「そうじゃないよ…
考える事は似るのかなってね」
「じゃあ紀永も??」
「ああ…
此処にも設備はあるが、少しでも動いて風を感じる通路の方が良い…
そう思ってマウンテンバイクを始めたんだ」
「・・・・・」
丸っきり同じだぁ…
こういう考えはホントに似るのかな??
「別に構わないよ…
どうせだから、マウンテンバイクをもう1台用意しようかな?」
「ホント!」
「ああ…
何時までも立ち乗りじゃね…
後やりたい事は?」
「うーん…
今のところ、その辺りで限度かも…
もう少し体力付いたら、奥のトレーニングルームを使わせて貰うつもり」
「そうか…
まだ完全じゃないからね、様子を見ながら増やしていけば良いんだよ」
「うん……」
やっぱり考え方似てる……
親子のせいなのか、一緒に居るせいなのかは分からない…
例え親子のせいでも良いや、紀永なら………
1日こんな感じ…
運動が終わったら、紀永の私室かリビングダイニングで寛いで、一緒に夕食を食べて、やっぱり紀永の私室。
最近は残さずに食べれてる、向こうもちゃんと量を調整してくれるし、ぁたし好みのメニューにしてくれる。
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