この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第20章 絡める罠-滑走-



「・・・来た・・・」


ラブホ周りの監視カメラをチェックしていたら、駐車場に1台の車が入って来た。


時間は‥21時59分、これが当たりだろう。



「・・・・・」


車から降りた人物は、確かに吉田春夫…
美紀様も車に近付いて行く。



「・・よし・・・」


フロントのコントロールパネルを操作して、目的の部屋以外を、使用中のライトが消えた状態に切り替える。


そして、すぐさま身を翻し、従業員通路を通り表の通路に出、目的の隣の部屋に駆け込んだ。



「来た‥カメラは頼んだ」

「・・・
任せて‥3台正常に稼働中…
仕掛けのスイッチも正常だから」


此処からが勝負…
上手く吉田春夫だけを録画しなければ、美紀様の事がバレないように。



「遠藤、部屋に入るよ」

「分かった」


私は慌ててモニターの前に座る。



「録画開始……」

「・・・・・」


此処からは全て美紀様次第……


願わくば‥怪我も何も無い事を……


私はそう願う事しか出来ない・・・









 "ガチャン"



何時ものオートロックの音‥これからがぁたしの一世一代の芝居の始まり。


部屋に入って直ぐ、遠藤さんに言われたベストポジションの前で、ぁたしは彼奴に向かって土下座をした。



「どういうつもりだメス犬……」

「・・
ぁたしが悪かったです‥あんな逃げるような真似をして…
ですから‥ぁたしを好きにして下さい」


なにがあっても自分から屈しなかった、ぁたしから出た言葉に、流石の彼奴も驚いたよう。



/416ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ