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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第21章 表舞台-晴の日-



どうしよう!?


思ってた事‥つい言っちゃたよ!!


恥ずかしくて紀永の顔‥マトモに見れないじゃない!


そして、紀永が何となく動揺しているのが分かるから、更に恥ずかしい。



「その‥痛みとか……大丈夫なの……かい?」

「それは……大丈夫……初めてが紀永だったから……馴れてる……みたい………」


考えて見れば、初体験は紀永……
あの時は初体験の痛みだとばかり思っていたケド、紀永の大きさの痛みもあったんだ。


1年以上経って、今更思い出すなんて、ぁたしの……バカ……



そして、こんな事を言ってしまったせいで、中途半端のぁたしと紀永。


動くに動けない…
紀永のがまだ胎内に居るし‥どうしたら良いの??



「・・・
ふぅ……痛みが無いのなら………」

「えっ?
あっああっっ!!」


いきなり紀永が下から突き上げて来て…
ビクンとぁたしの身体が跳ねる‥子宮まで響く快感に………



「くすっ…
動けなさそうだからね…
掴まっていて……」

「うん………」


腰を掴まれて、紀永の方が動き出す。



「んっ! ああ!
これっ…あぁぁ!!」

「んっ! 凄く感じてるのが分かるよ……」


下から突き上げる度に、身体中に痺れるような大きな快感が襲う、これだけでイッちゃいそうなくらいの衝撃。


それに‥丁度紀永の顔辺りにぁたしの胸が来るらしく、唇を這わせられたら、ゾクゾクする快感が沸き起こる。


ダメ‥簡単にイッちゃう、そんなに保たない!



「はぁはぁ…紀永……」


やっと顔を上げたぁたしは、紀永にキス………



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