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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第21章 表舞台-晴の日-



「ん?
んっ……」

「紀永……んんっ…はぁぁあぁ!」


キスし合いながら、快感を共有して‥紀永がくれる一番幸せな時。



「イキそうだね美紀?」

「そんなに…はぁはぁ……保たな……ん…あっ!」


ああ……


紀永の腰の動きが早く…


身体中が快感に捕らわれて‥胎内の紀永と交わっているところから来る!大きいのが!!



「ん…んふっ…はぁぁああー!!」


ビクッと身体がしなり堅くなって…一気に弾ける快感!!



「・・・んっっ!!」


胎内の紀永のも……
一緒にイク‥紀永と一緒に真っ白になるまでイキ弾け、全身の力が抜けたように、朦朧な意識の中で紀永にもたれ掛かった・・・・・








「眠って……しまったね……」


半分は気を失っているとも言うが、穏やかそうな表情に寝息、無理に起こす気は無い。


寝耳に水の話はともかく、美紀が眠っている内にやってしまいたい事がある。


手早くシャワーで身体を流し、直ぐに執務室に。



「・・・・・」


引き出したのは、あの録画画像、そろそろ最終調整に入っている。



「気にはしているようだったから……」


でなければ、美紀があんな行動は取らなかったと思う。


だから美紀に気付かれ無い内に編集を終わらせなければ………



「使える時間が6分…
これをどう効率的に編集するか……」


初めの部屋に入ったところから、美紀の土下座の部分はカット…
後の仕掛けの煙が上がった時点でカット。


そうなると正味6分間の録画分しかない、そして美紀が話している部分も使えないとなると、5分ギリギリ。



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