この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第22章 終焉の時



多分、此処にいる全員が予想外過ぎる早乙女会長の姿に驚いている…
憶測だけは人一倍ある人物だもん、本物を見たらこうなるのは当たり前。


ぁたしも一応驚いているフリはしてるケド………



『んっ!
全員静かに!!』


マイク越しの吉田の声が飛ぶ、仕方なしに静まる体育館内。




式典自体は至って普通…


ただ開校100年以上の歴史があるらしく、OB代表と、これからOBになる4年代表の挨拶‥要するに引き継ぎって感じの内容。


だた1つ違うのは、街の貢献という名の寄付…
毎年早乙女から来るらしいんだけど、それを今年は直接早乙女会長から校長に手渡す成り行き、その後に早乙女会長からの生徒への軽いスピーチ。


この辺は、事前に教えて貰っていた内容と同じ、変更も無い。



式典は淡々と進む…


在校とOBの挨拶、校長と早乙女会長との寄付の受け渡し……



(そういえば‥スピーチどうしたんだろう??)



1日あったから、なにか考えたとは思うケド、呑気にしていたから…


こういう場所でヘマしそうなタイプでも無い、呑気にしながらも考えてはいたと思う、怖い程本番に強そうだし。


校長との受け渡しも終わり、早乙女会長が壇上に立つ・・・



「・・・
みなさんは"boys be ambitious"という言葉を知っているだろうか…
日本語に訳せば"少年よ大志を抱け"ウィリアム・S・クラークの言葉です」


体育館中に響き渡る声、人を惹き付けるような、はっきりと、でも一切迷いもブレも無い言葉使い。



/416ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ