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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第22章 終焉の時



「遠藤?」

「申し訳御座いません、仕事の連絡でしたので…」

「・・内容は?」

「こちらに…」


美紀様が送って来たメールを、そのまま会長に……



「・・そうか……
遠藤、手持ちの端末でこなせる範囲かね?」

「一応は…
暫く掛かりきりになりますが……」

「此処で仕事の話も興が覚める…
校長、少し校内を散策したいが、構わないか?」

「は‥はい…
生徒達の使っている校舎以外でしたら」

「それで構わんよ」


終始高見からの、早乙女会長としての言い方…
だが、これで堂々と抜け出す理由が出来た事になる。


徐に席を立つ会長に従い、私も一緒に来賓室を後にした。










校舎の配置は頭の中に入っている…
使わない方の校舎に回り、人が居ない事を確認。



「遠藤、今のメールは何分前だ?」

「・・7分前です」

「では、本人にメールが入ったのは、もう少し前になる」

「はい……」

「今で約10分程……」


校舎裏と書かれていたが、どこの校舎裏やら…
美紀もメールを入れる方を優先して、場所まで明記していない。



「信号は?」

「・・まだ動いていません」

「・・ギリギリまで粘る気だね…
校舎裏‥一体どの位置になる……」

「少々お待ち下さい」


あまりタブレット端末を使わない遠藤も今日は別…
GPSはスマホかタブレット端末、パソコンしか随時捜索に対応しない、その為にわざわざ持ち出して来たくらいは簡単に読める。



「・・・
この学校の見取り図です…
生徒達が使っているのはこの校舎、そして外への出入り口は‥この3つしかありません」


3択……


この中で、校舎裏に繋がる出入り口は何処だ??



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