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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第22章 終焉の時



時計を見ているだけでももどかしい、1分が長く感じる…
だが、ある程度の時間を置かなければ、効果は薄くなる。


こちらの手の内は、このメモリーしか無い‥表面上は、これで上手く吉田春夫を落とさねばならない。



「会長、2分です」

「・・まだだ・・・」


もう少し…
多分、今頃美紀が時間稼ぎをしているだろう、美紀には悪いが、多少吉田春夫の有利な展開にさせなければ……


時間が経てば経つ程、美紀の方が弱くなる…
そんな事は十分以上に分かっている、だがそこが狙い目でもあるのだ。



「・・・
そろそろ行こう」

「はい……」


3分超えた…
この辺りで良いだろう。


何事も無い素振りで、遠藤を従え南門から外へ…
やはり美紀と吉田春夫が話している、美紀は警戒してか距離を少し離し、吉田春夫を睨み付け……


思った通りの展開…
後は私の出番………



「・・私はこの場所‥いや、君に用がある」

「私‥ですか?」

「そうだ……」


さあ始めよう…
美紀を此処まで傷付けた、吉田春夫に最後の鉄槌を………



「1つ‥見て貰いたい物がある」

「物??」

「そうだ…
遠藤!」

「はい……」


遠藤がタブレット端末を起動させる…
動画再生‥そこに流れるのは………



『では、忠誠の証に、この俺のモノをしゃぶれ…
少しでも歯を立ててみろ…………』



編集したあの動画、それも吉田春夫1人きり…
汚い言葉を発し、汚い己のモノをだらしなく出している姿。



「なっっ!?」


流石の吉田春夫も、顔色が青ざめていく。



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