この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第22章 終焉の時
それはそうだろう…
今まで脅していたのが、脅される側に回ったのだから。
「なっっ!?」
なんだ‥これは……
この動画はなんだ!?
これはあの時‥ボヤ騒ぎがあった時の………
だが何故!!!
「面白いと思わないか?
仮にも教職の立場が、このような動画を撮られるなど……」
「こ‥これは私では………」
「時間は22時4分、場所はホテル○○・302号室…
君が此処に入ったのは確認済みだ、駐車場の記録画像もある」
「何故そこまで!?」
此処までの録画が取れる!?
しかも、流れる動画には、あの餓鬼は一切写って無い。
「あの場所は、私の傘下の子会社の系列、調べる事など造作もない…
これを今、ネットに流したらどうなるかね」
「・・・・・」
今流す‥だと!?
そうなれば身の破滅‥ならば!!
「私1人で、こんな場所に行ける訳も無い…
あの餓鬼!
あの女も一緒だった!
身体を見れば分かる、縄の痕がある筈だ!!」
「それが何の理由になる?
この動画は、あくまでも君1人…」
「ならば俺の手持ちの画像がある!
この餓鬼の変態画像が!」
なりふり構ってなどいられん!
此処はなんとしても、あの餓鬼を餌に逃げ切らなくては話にならん。
「・・私を甘く見ないで貰おう…
彼女の画像は全て把握済み、そして君が彼女に何をしたのかも……」
知っている!?
早乙女会長が餓鬼1人に何故!?
・