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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第22章 終焉の時



それはそうだろう…
今まで脅していたのが、脅される側に回ったのだから。






「なっっ!?」


なんだ‥これは……


この動画はなんだ!?


これはあの時‥ボヤ騒ぎがあった時の………


だが何故!!!



「面白いと思わないか?
仮にも教職の立場が、このような動画を撮られるなど……」

「こ‥これは私では………」

「時間は22時4分、場所はホテル○○・302号室…
君が此処に入ったのは確認済みだ、駐車場の記録画像もある」

「何故そこまで!?」


此処までの録画が取れる!?


しかも、流れる動画には、あの餓鬼は一切写って無い。



「あの場所は、私の傘下の子会社の系列、調べる事など造作もない…
これを今、ネットに流したらどうなるかね」

「・・・・・」


今流す‥だと!?


そうなれば身の破滅‥ならば!!



「私1人で、こんな場所に行ける訳も無い…
あの餓鬼!
あの女も一緒だった!
身体を見れば分かる、縄の痕がある筈だ!!」

「それが何の理由になる?
この動画は、あくまでも君1人…」

「ならば俺の手持ちの画像がある!
この餓鬼の変態画像が!」


なりふり構ってなどいられん!


此処はなんとしても、あの餓鬼を餌に逃げ切らなくては話にならん。



「・・私を甘く見ないで貰おう…
彼女の画像は全て把握済み、そして君が彼女に何をしたのかも……」


知っている!?


早乙女会長が餓鬼1人に何故!?



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