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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第22章 終焉の時
「??」
あれ??
美紀、正門じゃない方に曲がって行った‥どして??
「・・・・・」
追い掛けちゃえ!
だって気になるもん…
久しぶりにガッコに来た早々なんだろ‥変な違和感。
コソコソと廊下を歩いて追い掛けて…
南門から外に出たし。
「でも、校舎裏?
なんで??」
私も南門からと思ったケド、ちょっと待った!
向こうから糞教頭来てるじゃん!!
彼奴に捕まったらウッサイ、南門じゃなくても校舎裏に行ける方法はある。
サッと糞教頭から逃げて、一目散にに北門に…
少し遠いケド、此処からでも校舎裏に行ける。
ダッシュで北門を抜けて、メンドだけど大回りして校舎裏に辿り着いた。
「・・ヤバ!」
美紀だけじゃなく、糞教頭も居るよぉー
どうしよう……
「そだ!!」
距離は離れちゃうケド、見付からない場所がある、そっと回って…校舎の隅、此処なら影になって見付かる心配無し!
ただ、遠くて声も聞こえない、でもこれ以上近付いたらバレるし、仕方ないから我慢。
「・・・・・」
ずっと見てるケド、美紀‥糞教頭と言い争いしてるみたい…
なんで糞教頭??
と、そんな事を思ってたら、更に人が増えた…
それも、あれって早乙女会長だぁ!!
どうなってるの??
私じゃ良く分からない??
でも、早乙女会長と糞教頭が話してるのは分かる、何話してるのか聞こえないケドさ。
ずっと見てたら、糞教頭が焦ってるって事だけは分かる…
美紀なんか立ったまんま動かないし、凄い話してるのかな??
此処まで来たら、見るの止められない…
私の好奇心バリバリだもん!
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