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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第23章 平和な時間の訪れ
「いやまあ…
背は低いし、どちらかと言えば童顔みたいだし…
かといって高校には居るのだから、すっかりそのくらいだと思っていたんだよ」
そりゃあ桜の身長は…
多分、紀永と20センチ以上ヘタしたら30センチは違う、確かに大人と子供くらいの差。
それに、何となく子供顔が抜けないと言うか、18才だと思えば童顔の類には入る。
「次からは‥桜君くらいにはするよ……」
「それはそれで引かれると思うんだけどな…
今でさえ引かれてるのに……」
「・・・
極力会わないように‥するか……」
「どっちもこんな調子だもん」
「まあ……」
紀永も桜も、根本的からの勘違い…
どっちも納得するってあるのかなぁ??
「おや?
話に夢中になっていたが、もうこんな時間か…」
「ぁたしが帰って来るのが遅いから」
時計はそろそろ0時を回る頃、ぁたしが早乙女邸に帰って来たのが22時過ぎだから、2時間くらい話ていた事になる。
紀永と話すのは楽しいから、何時もこう長話になる…
でも、こういう時間は好き‥紀永もちゃんと付き合ってくれるし。
結局のところ、遠藤さんの送り迎えの事は、今日も有耶無耶になってしまったケド、ぁたしはまだまだ諦めていないからね紀永!
相変わらずの紀永の部屋のベッドで、2人仲良く就寝‥それも裸で…
勿論理由は‥言わなくても分かるよね??
しっかりした紀永の胸の中、ぁたしが安心出来る場所…
そういう紀永も無防備に眠ってる、だからぁたしも寄り添いながら紀永に包まれて眠る‥無防備に……
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