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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第7章 果ての無い暗闇
桜達も街に出てるんだ、ぁたしはワザと普段通らない道を使って、ラブホへの道を辿る。
何となく情けない、こんなコソコソしないといけないなんて……
でも、みんなにバレたら、ぁたしはもっと情けなくなる‥幾ら砕けたプライドでも、それは嫌だ。
あまり通らない裏道は暗い……
今のぁたしの心を表してるよう・・・
暗闇で空っぽ…
ぁたしに一番相応しい言葉……
そんな後ろ向きな事を考えながら歩いていたら、ラブホはもう目の前。
ガッコからラブホまでは、1キロも離れていない、考える暇も無く、簡単にラブホに着いてしまう。
(・・今日も始まるんだ・・・・)
彼奴の陵辱が……
逃れられない奴隷の契約、彼奴が証拠を持っている限り、契約は続く…
それとも、ぁたしが壊れるのが先なのかな??
吉田が来た。
ぁたしは無言で吉田の後に続く、此処で話したら殴られるから。
部屋に入って、ぁたしは服を抜く、もう当たり前になってしまった事。
「ベッドに上がれ」
「はい…」
拒否すれば平手打ちが待っている、ぁたしは逆らう事も無くベッドの上に上がった。
何時も通りにロープで縛られ、ベッドに仰向けで転がされた‥今日は何をしようというの??
また彼奴は鞄をゴソゴソと…
取り出したのは鞭と蝋燭。
「ありがたいと思え、わざわざ低温蝋燭を用意してやったんだ、しっかり受け止めろよメス犬!」
赤い蝋燭…
彼奴は蝋燭に火を点けて、ベッドに滲み寄る。
「良い声で叫べ!」
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