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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第8章 男の葛藤


「これをご覧になって頂けますか?」

「??」


出されたのは数枚の写真、そこには美紀ともう1人、中年の男が写っている。



「この男は?」

「吉田春夫、美紀様が通う高校の教頭をしている人物です」

「教頭?
しかし・・・」


写真に写る場所は、どうみてもホテル‥いやラブホだ。


そんな人目をはばかる場所に、美紀と教頭……



「かなり用心深い人物のようでして、捕らえたのは一瞬のみ、後は直ぐに消えたそうです」


と言う事は、ラブホを出た時の……



「これを捕らえた者の話によりますと、美紀様は吉田春夫に脅されているのではないかと…
様子が尋常ではなかった、そう言っておりました」

「脅し……」


何故、学校の教頭が?


いや‥教師だとて男、中には生徒を脅して、無理やり関係を持つ輩が居てもおかしくはない。


美紀はその‥吉田春夫に捕まり脅されているのか??



「少々経歴を調べました、詳細は此方の書類に……」

「・・・・・」


渡された書類には、吉田春夫の概略‥そして気になる件が1つ。



「・・・
生徒の親に手を出し、1年間の停職処分…
その後、教頭に降格、停職期間が開け、定時制過程の教頭に配属」

「生徒では無く親でしたので、その程度の処分だったのかと…
あくまで書類上は……」

「どういう事だ?」

「生徒‥女子高生だったそうですが、虐待を受けた痕があったと‥
しかも当人の母親にも……」

「つまり、母親をダシに女生徒とも関係を持っていた可能性があると言いたいのか…」

「はい……
恐らくは、娘の将来を考え、母親が庇ったものと推測されます」


なんて事だ…
そんな奴がまだ教師をしていて、あろうことか美紀を脅して関係を持っている可能性がある。


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