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OLオクサマのふぇろもん
第3章 Scene.03
 
 たまに見せるドジっ娘な一面。

 それがまた、狙ってるとしか思えない程、男の欲望を掻き立ててもおかしくない煽情的なものばかり。

「あらあらぁ」

 今もそう。

 あらあら言う前に、早くパカッと開いた両脚を閉じて欲しい。

 スカートの裾が開けて太腿が覗いているのに、中が見えていると思わないのだろうか。

「書類……ばらまいちゃったわねぇ」

 と言うか、お尻を突き出して拾わないで欲しい。

 先ずは、自分の体勢に気付いて欲しい。

 ピタッとしたタイトスカートから、お尻の形がくっきり出てる。

 ずり上がっているスカートの裾が際疾くなっている。

「て、手伝いますっ」

 ダメだ。

 これ以上一緒に居たら、あの二人じゃ無いけど余計な妄想が始まってしまう。

 片付けを済ませて、早くこの密室から出ないと理性が保たなくなりそうだった。

「ふふっ」

 何故か彼女が笑ったような気がした。
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