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OLオクサマのふぇろもん
第4章 Scene.04
 
…もしかして…ツイてんじゃねぇの?………


 ホームに降り立った目の前を歩くさっきの女。

 寝てたと思ったら、いきなり駆け出して抜いていった。

 電車を降りて落ち着いたのか、目の前を尻をぷりぷり揺らしながら歩いてる。

 顔は相変わらず分からなかったが、あのウエーブが掛かった明るい茶髪は同一人物で間違いない。

 なにより、太腿まで丸出しのピチッとした短いタイトスカートに、黒いストッキングの美脚はあの女。

 改札を過ぎても、向かう方向は同じ。

 尻の形をくっきりと浮かび出して歩く後ろ姿が悩ましい。

 まるで誘っているような尻の振り方に、再び興奮が甦ってくる。

 付かず離れずの距離を保って、女の尻を中心に後ろ姿を網膜に焼き付けていく。


…この先は…


 毎日と言って良いほど使っている駅。

 当然ながら、駅の構造も頭の中に入っている。

 女が同じ方向へと歩いて行くことに、胸をドキドキさせながら歩いていた。
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