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OLオクサマのふぇろもん
第1章 Scene.01
痛いほどに窓に額を押し当てて覗けば、思い通りの光景。
ブラウスのボタンが一つずつ外される。
現れたのは、黒の細い紐が通る鎖骨が浮かび出た細い肩。
袖から腕が引き抜かれ、ブラウスがフローリングの床へと落ちれば、現れた肢体に鼻息は更に荒々しくなった。
細い体付きながら、自己主張が激しすぎる黒いブラジャーに包まれた胸。
深い谷間から視線を外すのを躊躇いながらも下へとずらせば、キュッと括れたウエスト。
更にはレースをあしらった小さな黒いショーツを穿いた股間。
肉付きの良さげな太腿に、ガーターベルトに吊らされたストッキングに包まれる美脚。
「やっぱ……いいオンナ…だよなぁ」
軽くウェーブの掛かった肩までの髪が指先で払われ、整った顔立ちを見れば、寝食を共にする人物が羨ましい。
自らの体の下でよがり乱れる様を想像すると、一層下半身へと血液が集まっていく。
覗く窓辺では、細い両腕が背中へと回される。
「っく……名残惜しいけど………」
黒いブラジャーが外されるその時を目視出来ないのは悔しい。
しかし、その後の事を考えれば、後ろ髪を引かれる思いながらも部屋を後にした。