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OLオクサマのふぇろもん
第8章 Scene.08
 
 至福の時間は終わっていなかった。

 エスカレーターの数段先。

 目の前には女の尻。

 ミニのタイトスカートに包まれた、形の良い丸い尻。

 漂ってくる甘ったるい匂いと、そそられる光景に勃ちっ放しだった。

「あらぁ………」

 女が何か呟いた。

 そらと同時に手摺りを掴んで上体を倒す女。

「マジ…かよ………」

 数段上で見えた光景。

 擦り上がったスカート。

 その裾からチラッと見えたのは、女の生尻だった。


…マジかよ………
…見間違いじゃねぇよな………
…あんな短いスカートで………ノーパン?


 鼓動が速まる。

 見間違いじゃなければ、生地らしい物は見えなかった。

 体勢を戻した女の尻を見詰める。

 尻の形をくっきり浮かばせる、ピチッとしたスカート。

 確かに下着のラインは見えない。


…この女………
…人妻のくせに…痴女か………?
…もしかしたら………


 辺りを見回す。

 時間帯もあって疎らな人影。

 股間は勃ちっ放し。

 鼓動は速く脈打つ一方だった。
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