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OLオクサマのふぇろもん
第12章 Scene.12
当然、会社もクビになった。
アレだけ貢献しても、切り捨てられるのは当然だった。
他の会社をやってる親戚の跡を狙って、楽をしてやろうと思っていたのに。
あんなイヤらしい人妻を見掛けた時から詰んで居たのかもしれない。
「もう、終わりよっ」
彼女から三下り半を突き付けられるのも当然。
「もうっ。アンタはなんて事をっ」
面会に来た母親にも泣かれた。
「………もう、帰ってくるな」
親父からも絶縁を言い渡された。
何も残らなくなった。
残ったのは性犯罪者と言うレッテルだけ。
薄暗い留置場。
面会に来る人間なんて居なくなった。
「………」
思い浮かぶのはあの人妻。
あの爆乳。
あのイヤらしいカラダ。
あの丸い尻。
締まりの良かったアソコ。
そして………。
最後に見せた、薄い笑みだった。