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背徳のディスタンス
第5章 淫らな遊び
奈々は火照った顔を隠すように、さらにうつむいた。体中が汗ばみ、しっとりと濡れていた。
そしてアソコからもだらしなく蜜が染みだし、下着やタイツを汚していた。
足をぎゅっと閉じ、快感をやりすごすことに必死だった。
(あ……また強く……っ)
今度はブラの振動が激しくなる。奈々は何度か身をよじった。
「は……ゃ……」
ぶるりと全身が震える。
(も……だめ……ああ)
奈々は根をあげた。
望のスーツの裾を握りしめ、引っ張った。
望がちらりと奈々を振り向く。
『止めて』
口には出さず、哀願した。
奈々の表情や様子を見れば、もう限界だとわかるはずだ。
それでも望は楽しそうに、奈々を見つめて笑っている。
声を出すこともできず、何度もスーツの袖を引っ張り限界を訴える。
望がスーツのポケットに手を入れる。ようやく振動が止まった、と思った瞬間、クリトリスへの刺激が強くなった。
「うう……っ」
我慢できずに机に突っ伏し、とっさに自分の腕に唇を押しつけて喘ぎ声を抑える奈々。
「ーーん? 堀内。大丈夫か? 具合悪いのか?」