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いとおしい青
第6章 反撃
よっちゃんの家に泊まった日から1ヶ月以上過ぎた。

よっちゃんからの電話も出てなかったせいか
掛けてこなくなった。

杏奈は松嶋さんと
何度かデートを重ねてるようだ。

杏奈からラインで
よっちゃんとの進展を聞かれた。
否定しておいた。

(今週はよく残業したわ。早く帰ってビール飲もう!)
由貴はエレベーターが4階に着くのを待っていた。

チン
扉が空くと義之が女にネクタイ引っ張られて
キスしてる光景だった。

「っ…!!お邪魔しました!行って下さい!」

後退りしていた由貴の手を
エレベーター内に引き入れたのは義之だった。

何で私まで引きずり込むのよ!
二人でイチャイチャしていればいいでしょーが!
完全に見せつけだわ腹立つ!
由貴は口を尖らせて背を向けて立っている。

すると
義之は女とキスしながらスカート内に手をいれた
女は喘ぐ。

クニュ…クチュツ…
「あっ…急にっ…坂上さっ…こんなとこで恥ずかしっ」
由貴は聞いてられなかった。
必死で自分の足下を見る。

(よく言うよ、見せたいくせに)
ただ二人を背にして
早く1階に着けと願う。

私もあんな風に触られてたのかな…

「あっ…んんんふぅっ…」
あっという間に女はイッたようだった

チン
「あ…っ…坂上部長…このままホテル行きましょっ
我慢できない!」

あぁ、どーぞホテルでも行ってください。
由貴はドアが空くと颯爽と出て行く。

「悪いね、君とは遊びだから。今日で終わり」
義之は嘘のように女からはなれた。
1階ロビーで女は呆然と立ちつくす。

由貴が駅に向かってると
後ろから走る音が近づく。

負けじと由貴も走り出す。

「由貴もしかして妬いた?
お前にヤり逃げされてるからなぁ。」

街ですれ違う人に見られる。

苛立つ由貴は仕方なく振り向いた。

義之が追いつく。


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