この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
いとおしい青
第17章 冷たい唇
「フンフン♫」
ここはオフィスビル
仕事帰りに
由貴は鼻歌でトイレに入って行った。
「なぁーにー?ここまで聞こえてますけど。
由貴、昨日いいことあった?」
「別に」
「激しいセックスでもした?」
ニヤリと笑う杏奈。
由貴はハンカチを口で咥えて手を洗っていた。
杏奈からの言葉に動揺してハンカチを落とす。
「冗談よっ!
私は子どもできてすっかりご無沙汰だからねー
じゃあね、私お迎えいかなきゃー。」
杏奈に2歳になる娘がいた
松嶋は溺愛している。
由貴は胸を撫で下ろす。
ビルを出ると雲行きが怪しくなってきて雨が降り出す。
冬の雨って冷たくて寒いからかなー。
ここは一気に駅まで走るべきか
どこか店で雨宿りするべきかっ…
由貴は悩んでいた。
ここはオフィスビル
仕事帰りに
由貴は鼻歌でトイレに入って行った。
「なぁーにー?ここまで聞こえてますけど。
由貴、昨日いいことあった?」
「別に」
「激しいセックスでもした?」
ニヤリと笑う杏奈。
由貴はハンカチを口で咥えて手を洗っていた。
杏奈からの言葉に動揺してハンカチを落とす。
「冗談よっ!
私は子どもできてすっかりご無沙汰だからねー
じゃあね、私お迎えいかなきゃー。」
杏奈に2歳になる娘がいた
松嶋は溺愛している。
由貴は胸を撫で下ろす。
ビルを出ると雲行きが怪しくなってきて雨が降り出す。
冬の雨って冷たくて寒いからかなー。
ここは一気に駅まで走るべきか
どこか店で雨宿りするべきかっ…
由貴は悩んでいた。