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最高峰な武器は嫁。
第2章 お願いは

目が覚めれば隣で高樋が寝ていた。

そろりと抜け出してシャワーを借りていたらいつも感じていた古傷の痛みがなかった。

…あれ?

気になって鏡で見ようとすれば

「氷雨。だから勝手にいなくなるな」

『んなっ』

急に風呂場に入ってくるな!

「…その傷」

『…気持ち悪いだろ』

バスタオルを羽織って自身を抱き締める。

僕の罰の証なんだ。

これは

僕が悪い子だから…

「お前は何も悪い事をしてないだろ」


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