この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
新月の闇 満月の光
第4章 動き始める時間

「柚芽、どうした? 何か悩み事でも有るのか? 」




真紘さんの前だと言うのに、私は、ぼーっと考え事をしていた。


もしかしたら真紘さんは、お姉ちゃんから、何らかの事をされて、結婚させられたんじゃないか。


私の思考は、そこに行き着いた。


そんな、まさか…………。


いくら何でも、常識ある大人が、他人を巻き込んで其処までしないでしょう?


お姉ちゃんだって、大人なんだから。


それとも、私、其処まで嫌われてた?


結婚なんて独りでは出来ないんだから。


自分を犠牲に、結婚なんてする?


しないよね、普通。


あたしが真紘さんと仲良くなったから。


あたしが、真紘さんを好きになったから、お姉ちゃんは、真紘さんに近付いて……?


って事無いよね。




真紘さんが、お姉ちゃんを好きだったのなら、まだ救いはある。


けれど、そうでなかったら………。


真紘さんの人生は、お姉ちゃんの手で滅茶苦茶にされた事になる。








私に関わったばっかりに───。
/115ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ