この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
新月の闇 満月の光
第5章 駆け引き

そして、私が次に聞いたのは、真紘さんの出張話。


よりによって、CM撮影の明日。


強烈な濡れ場有りのCMに、真紘さんが側に居ない。


私は、焦って、真紘さんが困るような発言をしてしまった。




「ねぇ、出張じたい断われなかったの……」




私はそう言って真紘さんを困らせる。




「ごめんな。柚芽」




すまなさそうに真紘さんが私の頬を撫でる。


私の初めてのCMなのに、真紘さんが側に居ないなんて…………。


社長は、どうかしてる。




「心細いよ……。真紘さん……」




私の言葉に、真紘さんがピクリと反応した。


私は、真紘さんをじっと見つめる。


真紘さんをジッと見つめていると、子宮の奥が、ジンっと痺れて身体が熱くなる。。


彼の澄んだグリーンの瞳が、情欲に煙って深い緑に変わる。


婉然と貴方が笑う。


美麗な男の醸し出す色香は、炎に近付き焼けてしまう蛾のように私を貴方に引き寄せた。


何処でスイッチが入るのか解らないけれど、あたしも、貴方に欲情していた。


独りの不安が、貴方を求める結果となっていたのかも知れない。






あんなにシたのに


真紘さんを求める情欲は、留まる所を知らなかった。


愛されてると解った瞬間、私に欲が芽生えてしまった…………。



/115ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ