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幸せ
第2章 キスのその後
「今日夜時間ある?」
彼からのLINE。

付き合って次の日から、キスの続きへの期待と裏腹に仕事に追われる日々。
ようやく今日が締め切り。

同僚とのランチが終わり、今日はデートできるかも♪と思っていた矢先、彼も同じ思いだったことににやけつつ返信

「明日は土曜日だし、ぱーっと飲みたい気分です!」

「良いね。楽しみにしてて」

嬉しい!!すごい楽しみ〜!とルンルンで仕事を片付け定時で退社。
恥ずかしいからと彼の地元駅で待ち合わせ。
「もう着くよ」LINEをいれてホームから階段で降りる。

改札でたところで、「杏奈!こっち!」

ニコニコしながら彼が手招きしている。

「お待たせー!」
「大丈夫。夕飯とつまみとご希望のお酒、こちらで良いでしょうか」
早く帰って買い物してくれたらしい袋を持っている。
なんて優しい彼だろうと、付き合えたことを誇りに思いながら彼の家に案内される。

「どうぞ」
ベージュの壁と青系で統一された、さっぱりした空間に彼は住んでいた。
ドキドキしながら部屋に入ると、ぎゅっと抱きしめあいキスをする。
「やっと2人きりだ」
「うん、嬉しい」
「よし、まずは腹ごしらえだ」
そう言って2人で夕飯をつくり、ソファーに腰掛けなごやかなひと時を過ごす
「ふぅーお腹いっぱい。美味しかったね」
「杏奈は料理得意だったんだねー、また食べたいな」
「いつでもっ!」
ニコニコしながら見つめると
彼がぎゅーっと抱きしめ
チュッ、チュッ、チュッ…
音を立てて顔中にキスをすると、首筋にも…
片手で胸のボタンを外しながら、頭を大事そうに抱えキスを降らせ続ける
ブラの上からも愛おしそうにキスをしながら、どんどん服を脱がせる
「は、はずかしいよ…」
そう伝えると、私を抱えてベットに優しく下ろしてくれる。
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