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第16章 愛される

バスルーム

一人で入る

ホテルで、一人で入るって初めてかも。。。
アイツはいつも一緒に入りたがっていたからなあ。。。
直樹のことを思い出した
名前を浮かべたら呼んではいけないと、言い聞かせ、アイツと呼ぶことにした

広いバスルームで足を伸ばす
広すぎて、向こうの壁にも届かない
はしゃぎたくなり、潜ってみた
プールにいるみたいで、ユラユラする
目をつむり、ユラユラ揺れる
楽しくなり、また潜る
ユラユラしたくて、目をつむる

ザバアっ

視界が変わる

何やってるの？？

誠がお姫様抱っこして、お湯からあげる

？？？

溺れたの？

ふふっ

笑みがこぼれた

プールに浮いてるみたいで、ユラユラしてたんだよ？笑

心配しただろ‼

何で？
ユラユラ揺れて、楽しいよ？

ハハッ
子供みたい

誠が笑う

また、子供扱いするっ

むくれると、

子供じゃん
おっぱいは子供だろ？

お湯に顔を入れて、おっぱいを口に含む

あんっ
いじわるっ

キスして抱きしめる

心配させるなよ？
溺れたかと、思ったよ

切ない声

可愛くない私

溺れたかと思ったの？
ふふっ

笑う。。。

心配したよ？

ギュッと抱きしめ、キスしてくる

確かに溺れてるよ。。。
ごめんね？
まだ、アイツに溺れたままなの。。。
助け出してくれる？

ユラユラ揺れているみたいに、私の心は、アイツに溺れたまま

助けてくれる？

何も言わない私に、キスする

誠といる私は、受け身な私
見ていて待っている

優しく抱きしめ、優しくキスする

優しさが体に入り込んでくる

ギュッと抱きしめ返すと優しく頭を撫でる
アイツみたいに髪はなでない
子供みたいに、いい子する

ねぇ、子供扱いしないで？

耳元で、舐めながら噛みつき囁く

してないよ？
詩織はエロい大人だろ？

あああああんっ

指が、入ってきた
激しく出入りする

さっきは、ゆっくりしか動かさなかったのに
激しく出入りするっ
おっぱいを口に含みながら、舌で乳首を転がす

あんっ

いい声
詩織はいい子だね？

子供扱いしないでよぉっ

あああああんっ

詩織の中は温かいよ？
中は複雑になってる

え？
アイツの言葉が、頭に響く。。。

詩織の中は温かくて複雑だね

アイツの声が心に話しかける