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忘れられない人
第30章 気持ち
自分で、食べられるよ?
食べさせたいんだよ?
私の腰を抱き、後ろから抱きついてくる
誠に寄りかかり、口を開ける
オレンジの味。。。
少し、すっぱくておいしい。。。
誠は、雛に餌をあげるように、口に入れる
そんなに、早く食べられないよ?
たくさん、食べさせたいんだよ。。。
誠は、何も聞かない。。。
気づいてるかも、しれない
気づかれないように、私も言わない
もう、食べられないよ?
私を優しく抱きしめる
心配したよ。。。
電話でないし、ようやく出たのは、さあちゃんで。。。
ごめんなさい。。。
頭をポンポンする
いいよ。。。
体調が悪かったんだから。。。
心が、ズキンっ と痛む
顔を振り向くと、優しくキスする
詩織 オレンジの味がする。。。
見つめると、優しく何度もキスする
舌が入ってくる
舌が私の中を探るように、動く。。。
んっ
時々、私の感じるツボをさわる
昨日の直樹が、感じるツボばかりついてくるキスが、頭に浮かぶ。。。
唇が、離れていく
ものたりない。。。
もっと、してほしくて、頭から消したくて、私からキスする。。。
私の体を、誠の手が這う。。。
私のパーカーを下げて、脱がせていく
指が、止まる。。。
体を離して、私を見る
コレ、どうした?
...
首についた、爪痕。。。
悲しい顔。。。
泣きそうな顔をしてる
私は、頭の中で自分に言い聞かせる
大丈夫だよ。。。
傷つけることは、しないっ
きっと、上手く嘘がつける。。。
...
誰に、されたと思う?
誠を見る。。。
自分で、ひっ掻いちゃっただけだよ?
かゆくて。。。
誠を見る
誰かに、されたと思った?
顎をつかみ、舌が入ってくる
深いキスをする。。。
私を抱きしめて、髪を撫でながら激しくキスする
昨日つけられたキスマーク
上から、爪でひっかき傷つけられた
バスルームで、血が流れていくのを見て、上書きするように、自分でかきむしった
次に鏡を見たとき、いくつも爪痕ができて、血が流れていた。。。
嘘だけど、本当も混じる嘘。。。
誠が、私の上書きした爪痕を舐めていく。。。
綺麗な、首が台無しだよ?
傷つけないで。。。
一人で泣くなよ。。。
食べさせたいんだよ?
私の腰を抱き、後ろから抱きついてくる
誠に寄りかかり、口を開ける
オレンジの味。。。
少し、すっぱくておいしい。。。
誠は、雛に餌をあげるように、口に入れる
そんなに、早く食べられないよ?
たくさん、食べさせたいんだよ。。。
誠は、何も聞かない。。。
気づいてるかも、しれない
気づかれないように、私も言わない
もう、食べられないよ?
私を優しく抱きしめる
心配したよ。。。
電話でないし、ようやく出たのは、さあちゃんで。。。
ごめんなさい。。。
頭をポンポンする
いいよ。。。
体調が悪かったんだから。。。
心が、ズキンっ と痛む
顔を振り向くと、優しくキスする
詩織 オレンジの味がする。。。
見つめると、優しく何度もキスする
舌が入ってくる
舌が私の中を探るように、動く。。。
んっ
時々、私の感じるツボをさわる
昨日の直樹が、感じるツボばかりついてくるキスが、頭に浮かぶ。。。
唇が、離れていく
ものたりない。。。
もっと、してほしくて、頭から消したくて、私からキスする。。。
私の体を、誠の手が這う。。。
私のパーカーを下げて、脱がせていく
指が、止まる。。。
体を離して、私を見る
コレ、どうした?
...
首についた、爪痕。。。
悲しい顔。。。
泣きそうな顔をしてる
私は、頭の中で自分に言い聞かせる
大丈夫だよ。。。
傷つけることは、しないっ
きっと、上手く嘘がつける。。。
...
誰に、されたと思う?
誠を見る。。。
自分で、ひっ掻いちゃっただけだよ?
かゆくて。。。
誠を見る
誰かに、されたと思った?
顎をつかみ、舌が入ってくる
深いキスをする。。。
私を抱きしめて、髪を撫でながら激しくキスする
昨日つけられたキスマーク
上から、爪でひっかき傷つけられた
バスルームで、血が流れていくのを見て、上書きするように、自分でかきむしった
次に鏡を見たとき、いくつも爪痕ができて、血が流れていた。。。
嘘だけど、本当も混じる嘘。。。
誠が、私の上書きした爪痕を舐めていく。。。
綺麗な、首が台無しだよ?
傷つけないで。。。
一人で泣くなよ。。。