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忘れられない人
第30章 気持ち
シャワーを浴びて、鏡を見る
首についた、傷がまだ、赤い。。。
私がかきむしった傷が見える
1ヵ所だけが、深い爪痕がある
気づいたかな。。。
はああ。。。
きっと、気づいてる。。。
何も聞かない誠に甘えて、知らない顔した
心が、ズキンっと痛む。。。
はああ。。。
ため息しか、でない。。。
今日は、自分で髪を乾かしはじめる
これ以上、首筋を見られたくない。。。
傷を見ると、あの日シテしまったことが、現実であり、裏切りであることを思い知らされる
ドライヤーのスイッチを入れて、乾かしはじめた
ドアが開き、誠に、上から、ドライヤーを取り上げられて、引っ張られていく
ソファに座り、髪を乾かしはじめる
ねぇ?自分で、できるよ?
黙ったまま、乾かしていく
髪を乾かして撫でながら、優しく抱きしめる
乾いたよ。。。
今日も、かわいい。。。
ありがとう。。。
腕の中にいるのが、苦しくなる。。。
化粧して、準備するから、離して?
誠の指がなぞる
首筋のキスマークの爪痕。。。
痛い?
綺麗な、首がかわいそう。。。
ドキンっと心臓が動いたのがわかる
髪は、俺が乾かしてあげたいんだよ。。。
うん。。。
心が、苦しくなる。。。離れなくては。。。
私の中に危険信号が鳴る。。。
ねぇ、準備するから。。。
いちご。。。
え?
いちご、何で要らないって言ったの?
体が震える。。。
気づいてる。。。
心臓が、ズキンっとする
私が黙ると、強く抱きしめる
ごめん。。。
言わなくていい。。。
気づいてる。。。
ドキンっドキンっと心臓が動く
耳を噛みながら舐めてくる
俺以外見るなよ。。。
切ない声が聞こえる
顔を後ろに向けられない。。。
私、今どんな顔をしているか、わからない。。。
強く抱きしめてくる。。。
耳を舐めながら、囁く
愛してるよ。。。
ゆっくり抱きしめる手が緩む。。。
こっち、向いて?
誠を見る
また、泣いてる。。。
指が涙をすくう。。。
優しく抱きしめる。。。
髪を撫でながら、優しく抱きしめる。。。
体を離して、ふれるだけのキスをする
頭をポンポンしながらクスクス笑う。。。
準備して?
泣いたから、ひどい顔だよ?
うん。。。
優しくキスする。。。
どんな詩織も、好きだよ。。。
もう、泣くなよ。。。
首についた、傷がまだ、赤い。。。
私がかきむしった傷が見える
1ヵ所だけが、深い爪痕がある
気づいたかな。。。
はああ。。。
きっと、気づいてる。。。
何も聞かない誠に甘えて、知らない顔した
心が、ズキンっと痛む。。。
はああ。。。
ため息しか、でない。。。
今日は、自分で髪を乾かしはじめる
これ以上、首筋を見られたくない。。。
傷を見ると、あの日シテしまったことが、現実であり、裏切りであることを思い知らされる
ドライヤーのスイッチを入れて、乾かしはじめた
ドアが開き、誠に、上から、ドライヤーを取り上げられて、引っ張られていく
ソファに座り、髪を乾かしはじめる
ねぇ?自分で、できるよ?
黙ったまま、乾かしていく
髪を乾かして撫でながら、優しく抱きしめる
乾いたよ。。。
今日も、かわいい。。。
ありがとう。。。
腕の中にいるのが、苦しくなる。。。
化粧して、準備するから、離して?
誠の指がなぞる
首筋のキスマークの爪痕。。。
痛い?
綺麗な、首がかわいそう。。。
ドキンっと心臓が動いたのがわかる
髪は、俺が乾かしてあげたいんだよ。。。
うん。。。
心が、苦しくなる。。。離れなくては。。。
私の中に危険信号が鳴る。。。
ねぇ、準備するから。。。
いちご。。。
え?
いちご、何で要らないって言ったの?
体が震える。。。
気づいてる。。。
心臓が、ズキンっとする
私が黙ると、強く抱きしめる
ごめん。。。
言わなくていい。。。
気づいてる。。。
ドキンっドキンっと心臓が動く
耳を噛みながら舐めてくる
俺以外見るなよ。。。
切ない声が聞こえる
顔を後ろに向けられない。。。
私、今どんな顔をしているか、わからない。。。
強く抱きしめてくる。。。
耳を舐めながら、囁く
愛してるよ。。。
ゆっくり抱きしめる手が緩む。。。
こっち、向いて?
誠を見る
また、泣いてる。。。
指が涙をすくう。。。
優しく抱きしめる。。。
髪を撫でながら、優しく抱きしめる。。。
体を離して、ふれるだけのキスをする
頭をポンポンしながらクスクス笑う。。。
準備して?
泣いたから、ひどい顔だよ?
うん。。。
優しくキスする。。。
どんな詩織も、好きだよ。。。
もう、泣くなよ。。。