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忘れられない人
第30章 気持ち
やっぱりな。。。
同じ色に見えると思ったよ?

そうね。。。
何となくわかる

今日は、素直だな。。。

私は、いつも素直よ。。。
気づかないふりしてるだけでしょ?
ふふっ

本屋さんで、何かされない自信があるせいか、普通に話せる
いつの間にか、彼女は、離れて違う本を見ている

彼女、待ってるよ?

ああ。。。
で、どっち?買うの?
こっちだろ?

こっちにするよ。。。

直樹が選んだ本じゃない本を、手にとる

そっちは、誰かさんが第2章返してくれなくて、棚があいたままだから。。。

わかった
俺も買うよ
読んでる時間は同じ時間を過ごせるだろ?
よく、一緒の本買ったよな。。。

そうだね。。。

同じ好きなものが多いから、きっと、こうして、出逢うんだね。。。
逢わないために、同じものを好きなのは、止めなくては。。。

私、行くよ、じゃあね。。。

私を、引っ張り、本屋の死角に閉じ込める

また、惹かれ合うよ?
忘れられないだろう?

目が離せない。。。

私の首筋をなぞり、髪をあげる

コレ、どうした?

ズキンっとする
同じ質問。。。

彼に知られたくなくて、自分で上書きしたよ?

バカ。。。
傷つけるなよ。。。

髪を撫でながら言う。。。

傷ついたのは、私も同じなのに?
自分だけ、傷ついた顔してる。。。よ?
彼女、待ってるよ?

ああ。。。
またな。。。

私を壁に押し付けて言う

キスマーク、気づかれた?

え?

今日、違う髪の匂いが、した
いつもの、シャンプーじゃない匂い。。。
彼と一緒?ってことは、シタだろ?

気づかれなかった?

俺がつけた、キスマーク。。。



え?いつ?



気づかなかっただろ?

感じすぎて?



私の太腿の内側をなぞる



ココにつけたよ。。。



私を開放する



またな。。。



離れていく



誠は、昨日、太腿に、キスマークつけてた。。。



本を手にとり、レジに向かう
誠を見ると、レジに並んでいた
私を見つけて、私を呼ぶ

買うの?

私に聞いてくる

うん。。。
誠も、買うの?

ああ。。。

誠が、私の手をつないで、笑いかける

この人は、全部知っている。。。
私の太腿も、何があったかも、きっと、知っている。。。





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