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千夜一夜艶話〜真珠浪漫物語 番外編〜
第1章 昼下がりの情事(綾香・梨央編)
「…お姉様…!」
梨央は何かの箍が外れたかのように、綾香にのしかかり、剥き出しの輝くような美しい乳房を愛撫する。
そして片手はせわしなく綾香のガーターベルトを弄り…
「…いやらしいわ…お姉様…こんなものをいつもお付けになって…私にはつけることを許してくださらないのに…!」
と耳元で囁き、華奢な耳朶を噛んだ。
「…んんっ…はあ…っ…!」
綾香の美しくも悩ましい声が梨央の欲情に火を点ける。
梨央はガーターベルトが吊り下げているアメジスト色のストッキングに手をかけ、情け容赦なく破り捨てる。
綾香がびくりと身体を震わす。
身体を硬くする綾香の肩を抑えつけ、梨央は甘く激しい口付けを与える。
「…ん…っ…あ…あ…ん…」
綾香の身体が柔らかく解け始めたのを見て、そのままアメジスト色の下着を取りさる。
「…や…あ…んっ…り…お…」
思わず脚を閉じようとする綾香の身体を抑えつけ、梨央はゆっくりと綾香の太腿に手をかけ、開かせる。
綾香が羞恥から顔を背ける。
「…なんて…綺麗なの…お姉様の花園は…」
昼の光が差し込む図書室…
重厚な紫檀の机の上で、美しき妹に思うがままに乱され、開かれたその身体は限りなく淫靡な妖しさと美しさに満ちていた。

「…いや…はずかし…」
綾香は首を振り、白く美しい両手で顔を覆う。
「…なぜ恥かしがられるの…?こんなにもお美しい花園をお持ちなのに…」
うっとりとした声を上げながら、梨央は綾香の淡い下草に手を伸ばす。
優しくゆっくりと押し開き、花弁にそっと触れる。
綾香は羞恥と快楽から身震いする。
花弁は花芯から滴り落ちる愛の蜜により、しとどに濡れ容易に梨央の指を濡らした。
「…こんなに濡れていらっしゃるなんて…」
「…いや…いや…言わないで…」
涙ぐむ綾香の手を取り、梨央は顔中に愛のキスを降り注ぐ。
「…梨央は嬉しいの…お姉様…お姉様はこんなにも梨央を欲しがってくださるのよね?すごく嬉しい…」
「…梨央…」
二人は濃厚に口付けを交わす。
梨央は綾香の花弁を押し開き、花芯を捉えるとゆっくりと抽送を始める。
「…ああっ…ん…んんっ…は…ああ…」
「お姉様…気持ちいい…?」
「…ええ…すごく…いい…ん…っ」
「お姉様の…すごく熱い…滑らかで…吸いついて…梨央の手を離さない…すごく…いやらしい…!」
梨央の声も上擦り、身体の奥から湧き上がる欲情に身体を震わせる。
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