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こじらせてません
第3章 幽閉
4
『……
このお姉さんとお継母さん一緒にいては、いつかAくんは襲われてしまいます。
私は「もう二人とは、会わないで欲しい」と思いました。』
――寝室へ戻った。ずいぶん時間を開けてしまった。
ミサの気配に気づくと、正座していたアキラが嘆息した。
遅い、と呆れた溜息ではない。
その証拠に、揃えたももに挟まれた濃紫のビキニブリーフの中で、神威が存在感を主張している。
「いい子にしてた?」
「はい……」
最後に言いおいたのに、「フリ」とは取らなかったのだろうか、ベッドの上のどこにも、自分の下着はなかった。
それとも「ご褒美」を心待ちにして耐えていたのだろうか。だとすれば、ペットとして喜ばしい行動だ。
それにしても、アイマスクと首輪、そしてビキニだけの姿のアキラは、やはり美しかった。
ミサが時間をかけて、頽廃美を鑑賞していると、闇の中でも視線を感じるのか、アキラはふるふると震えていた。
買ってよかったと思う。
「はい。それじゃ、おしりあげて。……ひざ立ち」
"Sit"から"Beg"。アキラは従順に、ベッドの上に膝立ちになった。
これも、ペットとして喜ばしい行動だ。
紫の逆三角形の真ん中が隆起して畝をつくっていた。神殿の広さはギリギリ、足りているようだ。
「いい子にできてないよ?」
「……?」
「パンツの中」
言葉ではそう責めていても、ミサの気持ちとしては、ペットとして喜ばしい肉体反応だった。
「んっ……、だ、だって」
「はい、そのまま、前にきて」
言葉を打ち切られたアキラは、シーツに膝を摺り、ベッドのすぐそばに立っていたミサの前まで進んできた。
小鼻が少し動いている。
彼には景色が見えていない。匂いで、あるじが実はすぐ前にいたことがわかったのだろう。
頬に手を添えて上を向かせる。
「すぐ、かたくするんだから」
彼の下腹へ逆手を差し伸べると、中指の先で畝を下から上になぞった。
「うっ、ああっ、はっ」
とたんに彼の唇が開いて、熱い息が漏れた。
ビクン、ビクンと、不定期に引きつっている。
『……
このお姉さんとお継母さん一緒にいては、いつかAくんは襲われてしまいます。
私は「もう二人とは、会わないで欲しい」と思いました。』
――寝室へ戻った。ずいぶん時間を開けてしまった。
ミサの気配に気づくと、正座していたアキラが嘆息した。
遅い、と呆れた溜息ではない。
その証拠に、揃えたももに挟まれた濃紫のビキニブリーフの中で、神威が存在感を主張している。
「いい子にしてた?」
「はい……」
最後に言いおいたのに、「フリ」とは取らなかったのだろうか、ベッドの上のどこにも、自分の下着はなかった。
それとも「ご褒美」を心待ちにして耐えていたのだろうか。だとすれば、ペットとして喜ばしい行動だ。
それにしても、アイマスクと首輪、そしてビキニだけの姿のアキラは、やはり美しかった。
ミサが時間をかけて、頽廃美を鑑賞していると、闇の中でも視線を感じるのか、アキラはふるふると震えていた。
買ってよかったと思う。
「はい。それじゃ、おしりあげて。……ひざ立ち」
"Sit"から"Beg"。アキラは従順に、ベッドの上に膝立ちになった。
これも、ペットとして喜ばしい行動だ。
紫の逆三角形の真ん中が隆起して畝をつくっていた。神殿の広さはギリギリ、足りているようだ。
「いい子にできてないよ?」
「……?」
「パンツの中」
言葉ではそう責めていても、ミサの気持ちとしては、ペットとして喜ばしい肉体反応だった。
「んっ……、だ、だって」
「はい、そのまま、前にきて」
言葉を打ち切られたアキラは、シーツに膝を摺り、ベッドのすぐそばに立っていたミサの前まで進んできた。
小鼻が少し動いている。
彼には景色が見えていない。匂いで、あるじが実はすぐ前にいたことがわかったのだろう。
頬に手を添えて上を向かせる。
「すぐ、かたくするんだから」
彼の下腹へ逆手を差し伸べると、中指の先で畝を下から上になぞった。
「うっ、ああっ、はっ」
とたんに彼の唇が開いて、熱い息が漏れた。
ビクン、ビクンと、不定期に引きつっている。