この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
こじらせてません
第4章 拘繋
顕形してから時間が経っているが、まだ触れていないし、触れさせていない。そのため幹には怒張が哮り、脳天からは憤怒の雫が垂れていた。
畏みおののきつつ、爪先を脇腹から脚の付け根へと下らせていくと、アキラは閉じてしまいそうになる膝を懸命に耐えた。
その内ももをなぞると、肩をいからせて顎を引き、
「あふっ、んっ」
鼻にかかった、女の子のような声を漏らした。
そこらの男性が呈すれば寒気だつだろう媚態も、不世出の少年ならばそそられる。
「ん、もうすこしね」
「やっ、……はっ、も、もう」
「がまん、して」
隣から頭を撫でてやり、そのままうなじへと吸いついた。
胸鎖乳頭筋の傾斜を愉しみながら、パジャマの上衣を肩から外す。なだらかな起伏に、稚気の匂い立つ突起が尖っていた。
アキラはもどかしげに身をよじっている。
「いい子。ちゃんと言うこときいてくれてる」
「う、ん」
「もう、してほしい?」
「うん……」
神威の根元に生いた和毛を梳き、
「だめ。どうしてほしいか、言うの」
至近でただすと、鼻先に熱い吐息を感じた。
「さわって……」
「ください?」
「さ、さわってください」
ミサは微笑んだが、髪を耳へとかけなおし、
「自分でさわるのより、さわってもらったほうがいいのかな?」
至極当然だとはわかっていても、問うた。
「はい」
「わたしに?」
「……はい」
そこまできいてようやく、ミサは胸肌へと伏せていった。
円くした唇を乳暈へ密し、吸引した小さな雛先を舌先で細かく刻む。
「うあっ、はっ……! ふぁっ!」
アキラが暴れたから、体重をかけて押さえつけ、湿りを鳴らして更に吸った。
「さわる、のでいいの?」
「えっ……? ううっ! ……あんっ」
畏みおののきつつ、爪先を脇腹から脚の付け根へと下らせていくと、アキラは閉じてしまいそうになる膝を懸命に耐えた。
その内ももをなぞると、肩をいからせて顎を引き、
「あふっ、んっ」
鼻にかかった、女の子のような声を漏らした。
そこらの男性が呈すれば寒気だつだろう媚態も、不世出の少年ならばそそられる。
「ん、もうすこしね」
「やっ、……はっ、も、もう」
「がまん、して」
隣から頭を撫でてやり、そのままうなじへと吸いついた。
胸鎖乳頭筋の傾斜を愉しみながら、パジャマの上衣を肩から外す。なだらかな起伏に、稚気の匂い立つ突起が尖っていた。
アキラはもどかしげに身をよじっている。
「いい子。ちゃんと言うこときいてくれてる」
「う、ん」
「もう、してほしい?」
「うん……」
神威の根元に生いた和毛を梳き、
「だめ。どうしてほしいか、言うの」
至近でただすと、鼻先に熱い吐息を感じた。
「さわって……」
「ください?」
「さ、さわってください」
ミサは微笑んだが、髪を耳へとかけなおし、
「自分でさわるのより、さわってもらったほうがいいのかな?」
至極当然だとはわかっていても、問うた。
「はい」
「わたしに?」
「……はい」
そこまできいてようやく、ミサは胸肌へと伏せていった。
円くした唇を乳暈へ密し、吸引した小さな雛先を舌先で細かく刻む。
「うあっ、はっ……! ふぁっ!」
アキラが暴れたから、体重をかけて押さえつけ、湿りを鳴らして更に吸った。
「さわる、のでいいの?」
「えっ……? ううっ! ……あんっ」