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こじらせてません
第4章 拘繋
神威が凄んでいた。
先端から噴きあがった飛沫が手の甲へ落ちてくる。

「あのね、まだすこし、つづいてるの。おなかはいたくないけど、……まだすこし」
「……」
「脚にキスも、指でするのも、まだちょっと、むずかしいかも」
「……」
「はいるのも。明日には、たぶんできると思うけど」
「……」

アキラは乳首へ痴戯をはたらかれたまま、何も言わない。

「口、きらい? あきた?」
「い、いいえ、そんなこと、ないです」
「じゃ、どうする?」
「……し、してほしい、です」

やはり、オープン質問が苦手だ。
してほしいことはちゃんと言え、と言っても……言ってくれたことがない。

ミサはソファを降りて、アキラの脚のあいだで膝立ちになった。
顔を寄せていくと、匂いと熱さが充満した陽炎の中で、神威が歪んでいる。

「……ミサ、さん」
「ん?」
「泣いてるの?」
「え」

まばたきをすると、睫毛の縁が滲んだ。
目頭にも熱を感じる。

「ム、ムリしてるなら」
「ムリしてない……! 大丈夫。……っ、て、大丈夫とかってそういうことじゃなくて。……あの、ちがうよ?」
「だって」
「ちがうの」

ほんのすこし、神威が凪いだように見えた。慌てたミサは、肘を左右へ張っていっそう脚を開かせると、深く顔を入れた。

正面に実る袋果を吸う。
襞を伸ばすように舌を辿らせ、縫い目のようになった中央線を遡っていった。

「んっ……」
「きもちい?」
「はい……」
「……どれくらい?」
「す、すごく……」
「……。……うん」

何の「うん」かは自分でもわからなかったが、唇を触れさせたまま喋ったことで、神威を作興させたのだろう。幹を新たな雫が伝い落ちきて、味覚が増した。アキラがおののくたびに、胴が鼻面を打ってくる。

生理になってからしばらく触れられていない媚肉が、スカートの中で震えていた。代わりになるべくもないが、もっと厚い肉感が請われて仕方がなかった。

だから、もっと肌身をなぞるつもりだったが、

「勝手に、出したらダメ、だよ」

根元を両手で抑え、竪立させた裏側の、皺が集約されてえぐれた凹みへキスをした。
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