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こじらせてません
第4章 拘繋

質問に質問を返されたわけであるが、焦点はストッキングのほうではなかったし、脱ぎたいのかしらどうなのかしら、と反射的に自分の気持ちを再確認しようと足元に目線を落としたら、神威が完全に上向いて中枢性が完遂されたまま維持されていたから、
「ん、んーん、アキラくんが、したいのでいいんだけど……」
と答えた。
(んんっ)
ストッキングの措置を委任しただけなのに、すべて了承されたことになって、ショーツは捩れつつ、スルスルと脚から抜かれていった。
脱がされたあと、裏返されてクロッチの様子を確かめられたらどうしよう、という心配が頭をよぎって、アキラの目線に注意していた。
(ンーッ……!)
注意しているとわかった。明るい中で、見つめられている。
体をとりまく各曲線にも、ぬかりはないつもりである。しかし、彼の視線を浴びせられ続けているうち、座ったまま自分をいだかずにはいられなかった。
全身に力を込めると、内ももがヌルリとなった。
「み、み、見すぎ」
「見たいです」
「……そ、そうなんだ、……ひっ」
アキラが膝頭に触れてきた。
脚を開かされる。見ようとしている。
しかるのちに、きっと指がやってくる。
視線に曝されるあいだ、彼のことだから、そうしてくるだろうな、と予想していた。あるいはもしかしたら、唇と舌かもしれない。
指でも口でも、どちらにしても、最後にしぶいてしまうことはアキラもよく知っているはずだ。
その上でなお、したいようにしていい、と言われているのだから、噴水する様子を明るい中で確かめるつもりか……。
(んんんっ)
驚いた。
想像しただけで、奥がヒクついて、新たに熱い蜜がほとばしった。
「ちょっ……」
案の定、膝が割られてくる。
足裏をつかされ、股関節の角度が増してくると、バランスを取るためには後ろ手をつかざるをえなかった。
当然、隠していた手はなくなる。
無防備になった場所へ、視線が集中するのかと思っていたら、違った。
まっすぐ、顔を見つめられた。
「ん、んーん、アキラくんが、したいのでいいんだけど……」
と答えた。
(んんっ)
ストッキングの措置を委任しただけなのに、すべて了承されたことになって、ショーツは捩れつつ、スルスルと脚から抜かれていった。
脱がされたあと、裏返されてクロッチの様子を確かめられたらどうしよう、という心配が頭をよぎって、アキラの目線に注意していた。
(ンーッ……!)
注意しているとわかった。明るい中で、見つめられている。
体をとりまく各曲線にも、ぬかりはないつもりである。しかし、彼の視線を浴びせられ続けているうち、座ったまま自分をいだかずにはいられなかった。
全身に力を込めると、内ももがヌルリとなった。
「み、み、見すぎ」
「見たいです」
「……そ、そうなんだ、……ひっ」
アキラが膝頭に触れてきた。
脚を開かされる。見ようとしている。
しかるのちに、きっと指がやってくる。
視線に曝されるあいだ、彼のことだから、そうしてくるだろうな、と予想していた。あるいはもしかしたら、唇と舌かもしれない。
指でも口でも、どちらにしても、最後にしぶいてしまうことはアキラもよく知っているはずだ。
その上でなお、したいようにしていい、と言われているのだから、噴水する様子を明るい中で確かめるつもりか……。
(んんんっ)
驚いた。
想像しただけで、奥がヒクついて、新たに熱い蜜がほとばしった。
「ちょっ……」
案の定、膝が割られてくる。
足裏をつかされ、股関節の角度が増してくると、バランスを取るためには後ろ手をつかざるをえなかった。
当然、隠していた手はなくなる。
無防備になった場所へ、視線が集中するのかと思っていたら、違った。
まっすぐ、顔を見つめられた。

