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薔薇色に変えて
第1章 喫茶・薔薇色
この品のある年寄りとコーヒーを単純に愛する私は、
すっかりこの店の虜になってしまった。
だから毎朝、仕事へ行く前にここに立ち寄ってモーニングを食べるのも
飽きずに続けている習慣なのだ。

厚切りのトーストと、ポテトサラダにゆで卵。
毎日毎日同じものを食べているのだが不思議と飽きない。
いや、モーニングセットの味に飽きない、というよりは、
毎日ここに来ることに飽きないというのが正しいかもしれない。
一人暮らしの朝食なんて、トーストにコーヒーで十分だと思っている私には、
食べる物以外の付加価値、そう、誰かと一緒に朝ごはんを食べる、
という事のほうが重要なのだ。


ガラン・・
カウベルが鳴る。

いつもの客、私の少し後に来る三枝さんもやって来た。
すでにモーニングを食べ終えた織田さんと桜井さん。
にぎやかな朝食は、今日も私に笑顔を作らせた。



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