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禁煙チュウ
第8章 はじめて その1
服がもう上の方まで捲れあがって、水色の下着と柔らかそうな太ももや滑らかなお腹が見えた。
意志とは裏腹に目がそこに釘付けになる。
石井が視線に気づいて
「見るのは見るんですね」
と言って服をさっと下に引っ張り下ろす。
「あ、いや、その」
口元を押さえる。
だああ、本当に男ってしょーがない。
わしわし髪を搔き回す。
石井が処女?
あんなに積極的だったのに?
いや、でもそれはキスの時だけか?
でも泊まるとか一緒に寝るとか言い出したのは石井だし。
はじめて。俺が、初めて?
えーと、えーと、と言葉を探しているうちに石井が起き上がって俺の足の間に入ってくる。
「だーーっくっついたらダメだっ」
抱きつこうとするのを手で押しとどめる。
「なんでですかっ」
石井はするりとかわして腕の中に納まってしまう。
くっつく胸。ふにゃんと柔らかい。
「いしい~っ」
「なんでだめなんですか? おっぱい触った癖にっ」
ひええ。
「それはそうなんですけどもっ」
じたばたと布団の上で二人でもがく。
「はじ、はじめてならもっと大事にしないとっ」
壁に張り付いた俺を石井が追いつめてもたれかかる。
膝立ちになった俺からは石井のつむじが見える。
「はじめてだから、宮田さんがいいなって思ったんですけど」
意志とは裏腹に目がそこに釘付けになる。
石井が視線に気づいて
「見るのは見るんですね」
と言って服をさっと下に引っ張り下ろす。
「あ、いや、その」
口元を押さえる。
だああ、本当に男ってしょーがない。
わしわし髪を搔き回す。
石井が処女?
あんなに積極的だったのに?
いや、でもそれはキスの時だけか?
でも泊まるとか一緒に寝るとか言い出したのは石井だし。
はじめて。俺が、初めて?
えーと、えーと、と言葉を探しているうちに石井が起き上がって俺の足の間に入ってくる。
「だーーっくっついたらダメだっ」
抱きつこうとするのを手で押しとどめる。
「なんでですかっ」
石井はするりとかわして腕の中に納まってしまう。
くっつく胸。ふにゃんと柔らかい。
「いしい~っ」
「なんでだめなんですか? おっぱい触った癖にっ」
ひええ。
「それはそうなんですけどもっ」
じたばたと布団の上で二人でもがく。
「はじ、はじめてならもっと大事にしないとっ」
壁に張り付いた俺を石井が追いつめてもたれかかる。
膝立ちになった俺からは石井のつむじが見える。
「はじめてだから、宮田さんがいいなって思ったんですけど」