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帝都被虐奇譚 美少女探偵助手の危険な冒険、ふしだらな願望
第9章 背徳の同性愛
「こ、これは・・・い、いやだわ」
大和撫子然とした美貌を左右に振り、目の前のある物を制止できないという仕草を見せる寧子嬢。
「ふふふ、お姉様ッたら、これが何か御分りなのに…随分とカマトトぶるのね」
これまでにない、どこか意地の悪さを含んだ声音を放つ送り主の少女です。小箱の中に潜んでいたもの、それは女性が独りで甘美な時間を過ごすための必需品。そう張り子でした。見事なご神体を形作るソレは、イボまでついた人造の巨根です。
「あ、貴女はこういうものを・・・ど、どうお使いになるの?」
我が国最高の名家のお血筋であらせられる寧子嬢。それが女の欲望を満たす物とは知りつつも、まざまざとそれを眼前に見せつけられては、なんとも言い表しようのない羞恥心を感じ、唇を震わせ、見当外れな言葉を紡ぐしかありません。
しかし、弱みを握った様にほくそ笑んだ乗除は、年上の令嬢を『エスコート』し始めるのです。
「どうって・・・くふふ、方法は一つしかないじゃあありませんこと?」
彼女は小悪魔的に悪戯っぽい表情を浮かべると、直截的な物言いで寧子さまを虐めるのです。そっと張り子を手にすると、それを艶めかしい瞳でじっと見つめ、寧子嬢の耳元で囁くようにレクチャーをします。
「高貴な御方でも、女である以上、ふしだらな気持ちになって、堪らなくなる時がおありになるでしょう? そんな時、これを女の子の部分…いえ、膣内、あらこの言い方も可笑しいわね、膣・・・いえいえ、ヴァ○ナに、いえいっそはっきり申しましょう、オマ○コにそっと潜すだけで・・・わたくし、ふしだらな声が出てしまいますわ。もっとも、わたくしの場合、それ以前に、ショーツが透通るほどに濡れていることが大半ですけど、くふふ」
少女は高貴な御方が、とても口に出来ない言葉を連呼し、さらに寧子嬢を羞恥の極みに誘います。一方の寧子嬢、この少女との淫靡な距離感に高鳴る鼓動を抑えきれません。どこか、モノ欲しそうに、彼女が指し示す背徳の世界に足を踏み入れたくてたまらぬご様子です。それを察した少女は、美貌をぐっと寧子嬢の鼻先まで近づけ、甘い口調でまたも囁くのです。
「少し、いけないお遊びを致しましょッ、お・姉・さ・まッ!」
心悸亢進が収まらぬのは、紅茶に塗されていたと思わしき興奮剤のせいでしょうか・・・。無垢な寧子さまは危険な階段を一段上ってしまいます。
大和撫子然とした美貌を左右に振り、目の前のある物を制止できないという仕草を見せる寧子嬢。
「ふふふ、お姉様ッたら、これが何か御分りなのに…随分とカマトトぶるのね」
これまでにない、どこか意地の悪さを含んだ声音を放つ送り主の少女です。小箱の中に潜んでいたもの、それは女性が独りで甘美な時間を過ごすための必需品。そう張り子でした。見事なご神体を形作るソレは、イボまでついた人造の巨根です。
「あ、貴女はこういうものを・・・ど、どうお使いになるの?」
我が国最高の名家のお血筋であらせられる寧子嬢。それが女の欲望を満たす物とは知りつつも、まざまざとそれを眼前に見せつけられては、なんとも言い表しようのない羞恥心を感じ、唇を震わせ、見当外れな言葉を紡ぐしかありません。
しかし、弱みを握った様にほくそ笑んだ乗除は、年上の令嬢を『エスコート』し始めるのです。
「どうって・・・くふふ、方法は一つしかないじゃあありませんこと?」
彼女は小悪魔的に悪戯っぽい表情を浮かべると、直截的な物言いで寧子さまを虐めるのです。そっと張り子を手にすると、それを艶めかしい瞳でじっと見つめ、寧子嬢の耳元で囁くようにレクチャーをします。
「高貴な御方でも、女である以上、ふしだらな気持ちになって、堪らなくなる時がおありになるでしょう? そんな時、これを女の子の部分…いえ、膣内、あらこの言い方も可笑しいわね、膣・・・いえいえ、ヴァ○ナに、いえいっそはっきり申しましょう、オマ○コにそっと潜すだけで・・・わたくし、ふしだらな声が出てしまいますわ。もっとも、わたくしの場合、それ以前に、ショーツが透通るほどに濡れていることが大半ですけど、くふふ」
少女は高貴な御方が、とても口に出来ない言葉を連呼し、さらに寧子嬢を羞恥の極みに誘います。一方の寧子嬢、この少女との淫靡な距離感に高鳴る鼓動を抑えきれません。どこか、モノ欲しそうに、彼女が指し示す背徳の世界に足を踏み入れたくてたまらぬご様子です。それを察した少女は、美貌をぐっと寧子嬢の鼻先まで近づけ、甘い口調でまたも囁くのです。
「少し、いけないお遊びを致しましょッ、お・姉・さ・まッ!」
心悸亢進が収まらぬのは、紅茶に塗されていたと思わしき興奮剤のせいでしょうか・・・。無垢な寧子さまは危険な階段を一段上ってしまいます。